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2016年5月25日 (水)

マルサネ・ロゼ

『ブルゴーニュワインの産地を巡る旅を北から始めると最初に出会う村がマルサネ。南から始めるとサントネ』と、ワインの勉強を始めたころ読んだ本には、そう書かれていたことは、今でも鮮明に記憶に残っている。二十年以上も前に買った、マルサネ・ロゼ。寝かせてよくなるワインとは到底思えない。エチケットもきれいにはがれて、冷蔵庫の底で眠っていた。目にするたび、『いつ飲むか』ではなく『いつ捨てるか』を考えていた。 先週、「今度パンを焼いた時に飲むか捨てるか決めよう」と。その日が、昨日の日曜日にやって来た。その昔ほしいワインにリストアップした、マルサネ・ロゼ。生産者:クレール・ダユ。ヴィンテージは・・・・不明。ボーヌのネゴシアン、ルイ・ジャドの扱い。記憶はここまでどまり。セレナサトクリフのブルゴーニュワインなる本でワインを勉強していたころ知って、ほしくなったワイン・・・・だったと思う。随分と勿体つけて仕入れさせていただいた、ルイ・ジャドだった。

ワインの色は・・・・思ったほどの褐変はない。褐変がみられると、おおむね酸化が進んでいて、『老香(ひねか)』(悪い意味でsの)が出ているはず。でも、むしろ、ロゼがしっかり残っている。ちょっと、期待。さすが評価される生産者。瓶口は、ガビガビのカビだらけ。カビ臭がワインに移っていたら飲めないか・・・。瓶口を水道の蛇口の下へもっていき、じゃぶじゃぶごしごし洗う。布で水分をぬぐって、ソムリエナイフのスクリューを突き刺す。コルクも、まだしっかりしている。ヴァンドガルド(寝かせてよくなるワイン)なら、リコルクは必至だろう。大きな滓、微細な滓が、ロゼだけに目立つ。一応茶こしに登場願う。口に含むと、酸もしっかりしていて飲めそう!本来の、マルサネ・ロゼの味わいではないだろうけど、これはこれで、全く私の期待を裏切らないワインだった。 クレール・ダユ、やはり素晴らしい生産者だった。そして、今は値段もかなり安くなって、比較的あちこちで目にすることのできるルイ・ジャドのワインは、ハズレのない安定品質のいいワインだと改めて思った。 そして、二十数年ぶりにあけたダユのマルサネ・ロゼ。私のワインの歴史がまた一ページ閉じた。

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